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母と子供の愛が詰まった阿部真央の曲。

どうもこんにちは、ウッチーです。

 

ウッチー@音楽で人生を豊かに (@ata_music_) | Twitter

 

今回 は私が人生で1番大切にしている曲

 

 

阿部真央さんの「それぞれ歩き出そう」を紹介したいと思います!

 

 

シングルマザーで母親の愛情を受けて育った阿部真央さん、そんな阿部真央さんとお母さんのやり取りをそのまま歌詞に載せたような心温まる曲なのでみなさんにはぜひ一度聴いてもらいたい曲です。

 

 

私も同じ母親一人に育てられたので、ものすごく共感し感動したので、シングルマザーで育てられた人はもちろん上京した人や、母親に反抗してしまった人、みんなに聴いてほしいと思います。

 

 

まずは全体の歌詞から

 

僕はいつだって自分の事だけで あなたの事傷つけてばかりで
泣きたかったのはあなたのはずなのにね 本当にごめんね

「そうやってまた気にして気遣って電話くれたのね。
いつも言ってるけど、あなたはそんな事考えなくていいの。
だから元気で居なさいね」

あの晴れた空を
わたがしの味を
泣かせてしまった日を
繋いだその腕を

今までの事思い返すと 涙にじむのはどうして
キレイなだけじゃ語れない
足跡を胸にまた それぞれ歩きだそう


いつも強がって笑顔で僕を元気づけて
心配させぬようにしてたの知ってるよ

「強がってないわ。そもそも本当に強いし。
ただいつでもあなたに 支えられてたの」

浮かれてた春も
ケンカした夏も
はぐれてた秋も
笑ってた冬も

あなたは僕を許してばっかりだった 自分ばかり我慢して
素敵なものを求めない その背中はいつしか小さくなっていた

「あなたを愛してくれる人、寂しさを埋めてくれる人
守ってくれる人は きっと他に居るわ
でも誰に頼ったら良いのか 分からなくなった時は帰っておいで
私はあなたの味方だから」

「あなたが笑ってられる、幸せである
それが私の幸せだから 自分ばかりを責めないで
私は勝手に幸せになるから あなたは前向いて」

今までの事思い返すと 涙にじむのはどうして?
キレイなだけじゃ語れない
足跡を胸にまた それぞれ歩き出そう
出典-「それぞれ歩き出そう」作詞:阿部真央 作曲阿部真央

 

 

 

この歌詞を見ると普通のセリフと「」で囲われたセリフがありますが、そこがこの歌詞の1番のポイントです。

 

 

普通のセリフは阿部真央さん(自分)のセリフ、「」の部分はお母さんのセリフを表現しお互いに心配しあう、でも強がってしまう親子ならではのリアルな会話をそのまま歌詞として表しているのです。

 

 

1つ1つ区切って解説していきます。

 

 

僕はいつだって自分の事だけで あなたの事傷つけてばかりで
泣きたかったのはあなたのはずなのにね 本当にごめんね

「そうやってまた気にして気遣って電話くれたのね。
いつも言ってるけど、あなたはそんな事考えなくていいの。
だから元気で居なさいね」
出典-「それぞれ歩き出そう」作詞:阿部真央 作曲阿部真央

 

 

阿部真央さんの実家は大分県で高校卒業と同時に上京して、遠くに離れ離れになってしまった母親、そんな母親を気遣って電話をしたけど、そんなこと心配しないで元気で過ごしてねという心温まる1番の歌詞。

 

 

いつも強がって笑顔で僕を元気づけて
心配させぬようにしてたの知ってるよ

「強がってないわ。そもそも本当に強いし。
ただいつでもあなたに 支えられてたの」
出典-「それぞれ歩き出そう」作詞:阿部真央 作曲阿部真央

 

 

これも女手一つで育ててくれた大変さを間近で見ている阿部真央さんが、私がいることで無理させていたんじゃないかな?という心配に対しても、

 

そんなことない、でもあなたの支えがあったからこそやってこれたのよという、母親の強さと寛大さがひしひしと伝わってくるような素敵な親子関係が表現されている2番の歌詞です。

 

 

 

続いて2番のサビの歌詞ですが、ここは私が1番共感した歌詞でもあります。

 

あなたは僕を許してばっかりだった 自分ばかり我慢して
素敵なものを求めない その背中はいつしか小さくなっていた
出典-「それぞれ歩き出そう」作詞:阿部真央 作曲阿部真央

 

自分がいることで母親の大事な人生を棒に振ってしまっているのではないか?他の人と再婚したり、デートしたりしたくないのだろうか?自分ばかりにお金を使って母親は本当に幸せなのか?という思う時が、私自身にも何度もありました。

 

女手一つで二人の子供を育ててくれた自分の母親の姿と重なって、ここの歌詞にはものすごく考えさせられ共感しました。

 

「小さくなった背中」という表現も子供の頃から母親は大きくて強い存在だったのに、いつからか身長を越し、大きくなるにつれて母親は老いて小さくなっているという、

 

反抗期に母親を突き飛ばしてしまったときの感情を、この歌詞に表現したと阿部真央さん本人が解説してました。

 

 

 

ここまでが阿部真央さんとお母さんの過去の話、ここからの歌詞は実際に阿部真央さんが母親からもらった言葉を歌詞に載せたらしいです。

 

「あなたを愛してくれる人、寂しさを埋めてくれる人
守ってくれる人は きっと他に居るわ
でも誰に頼ったら良いのか 分からなくなった時は帰っておいで
私はあなたの味方だから」
出典-「それぞれ歩き出そう」作詞:阿部真央 作曲阿部真央

 

「あなたの周りにはあなたを守ってくれる人がきっといる、でも、それでも誰を頼ればいいかわからなくなったら私を頼って、いつまでもあなたの味方だから。」

というずっと母親は味方で居てくれるという、愛が感じられる素敵な歌詞です。

 

 

 

そして次の歌詞が先ほど解説した2番の答えのような歌詞です。

 

「あなたが笑ってられる、幸せである
それが私の幸せだから 自分ばかりを責めないで
私は勝手に幸せになるから あなたは前向いて」
出典-「それぞれ歩き出そう」作詞:阿部真央 作曲阿部真央

 

「あなたの幸せが私の幸せ、私は勝手に幸せになってるから構わずあなたは前だけを見て」

遠くであなたを見守っているからあなたはあなたの人生を生きなさい、という母親の鑑とも思える素晴らしい歌詞が心にしみますね。

 

私の幸せは他でもなくあなたがいる事、ここの歌詞は私も感情移入して泣いてしまいました。

 

 

今までの事思い返すと 涙にじむのはどうして?
キレイなだけじゃ語れない
足跡を胸にまた それぞれ歩き出そう
出典-「それぞれ歩き出そう」作詞:阿部真央 作曲阿部真央

 

私はこの歌詞を「今まで振り返ると楽しいことばかりではなかった、むしろ喧嘩したり泣いたり辛い日々もあった、キレイ事だけでは語れないけどこれからも思い出を胸にそれぞれの道を歩いていこう 」と解釈し、

 

 

親離れ子離れをしてそれぞれ生きていこうと表現した素敵な歌詞だと私は思いました。

 

 

 

対話のように繰り広げられる母と子供の愛を表現した阿部真央さんの曲、みなさん是非1度聴いてみてください。

 

 

 以上、阿部真央さんの素敵な曲を紹介しました。

 

 

 

彼女の曲は人生そのものを表現した曲が多いので、まだどこかの機会で紹介したいと思います。

 

 

読んでいただきありがとうございます。